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居場所のないアゲハは元軍神と安寧を紡ぐ-エランヴェール国物語Ⅰ-

祖国を失った元王女
   朱い石に導かれて運命の人と巡り会う
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【あらすじ】
エランヴェール国の辺境地、ラーンジュ領を治めるロシェル辺境伯の養女アゲハは、養父が病に倒れた後、自らの才覚でラーンジュを布地の産地として復興させていた。ところが、ロシェル辺境伯が亡くなり、軍神と呼ばれ恐れられていたエランヴェールの第二王子アランが辺境伯として赴任する。
新しい辺境伯に家を追い出されると思っていたアゲハだが、アゲハの才覚を買ったアランは二人で領地を経営しようと提案する。家族も後ろ盾もないアゲハは了承するが、交換条件として奥方代理を演じることを持ちかけられ、しぶしぶ応じる。
アゲハは戦争で仕事を失った人々に珠璃国で盛んだった生地作りを教え、今では生地の産地となっていた。
この生地作りをさらに広めるため、人材の育成に力を入れようとアゲハとアランは考える。
その頃、かつてエランヴェール国の隣国であり、レジン国の侵略により滅ぼされた珠璃国を、復活させようと目論む集団がアゲハを狙っていた。
ラーンジュをなんとか復興させようと奔走するアゲハと、アゲハをサポートしながらも、アゲハを振り向かせようと外堀を埋めていくアラン。
しかし、仕事に夢中なアゲハはアランの思惑に気が付かない。
そんな中、アゲハが誘拐されてしまう。さらに、ニセモノのアゲハまで現れて珠璃国の復活を目論む。
だが、アゲハの亡くなった両親の教えと形見により、アゲハは自分が何者で何故生かされたのかを知る。
なぜ、アランが辺境伯として赴任したのか?アゲハとアランの関係とは?

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